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さて、ここ最近は雨の天気が続いていましたが、今日は久しぶりに晴れ・・・いや曇ってますね。

でも雨が降らない日は久しぶりで、うれしい！！

毎日傘をさしていた為か、毎日通っていたのに気づかなかった。

街路樹さんたちが、散髪されていました。

ちょっと、寒そうなくらいきれいさっぱりとなってました。

木のお手入って、意外と大変なんですよね。

専門家の方がやると、春にキレイな芽が出てちゃんとキレイな葉っぱがつくのに

何も知らない人が、適当に切ると、次の年芽がでなかったり、枯れちゃうことだってあるんです。

私の祖父は、木のお手入が下手な人でした。

祖父は、ある日サクランボの木を植えました。

大きくなったサクランボの木はキレイな花を咲かせ（サクランボの花は桜の花にそっくりです）

私達を楽しませ、沢山の小さな実がなりました。

祖父は、もう少し実が大きくなれば良いのに言いました。

少し生い茂ってるサクランボの木を見て、私は枝を少し切ったらと提案しました。

そしたら数日してサクランボの木を見てびっくり！！サクランボの木の枝がまるで坊主に・・・

あらら・・・またじいちゃんやっちゃった。そう、祖父が木のお手入をすると丸坊主になってしまいます。

少し散髪する程度にすれば？という意味でいつも言うのですが、毎回丸坊主！！

そしてその年、花は咲きませんでしたので、実もなりません。

そこで、また来年と思えばいいのですが、祖父は、もうこの木はダメだ！と根元から切ってしまいます。

「咲かぬなら、切ってしまえ！！」と言わんばかりに・・・

これまで梨の木・リンゴの木・クルミの木etcが祖父の被害に遭いました。

家族は「きこりさん」と呼んでいました。

そんな祖父も今年7年忌です。

こんなエピソードも、私にとっては大切な思い出です。

imura