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というワケで
とうとうコロナに感染してしまった
これは私が感染した話ではなく現在我が家に滞在中の長男・Uの話である
ある火曜日の夜(今日は随分よく寝てるな)と不審に思い
「具合悪いんやないと?」と聞くとソファにぐったり横たわるUはすでに意識朦朧状態
熱を測ると38度
(コロナだ!やられた)と思い
次の日に食事の約束をしていたケーコにキャンセル通知を入れる
「隔離しないとそのうちヨーコも感染するよ 動けんくなるよ」と言うが
こんな高熱を出している子を一人置き去りに出来ようか
次の次の休みに「バースディプレゼントにリンパマッサージしてあげるから遊びにおいで」
と言ってくれていたマッサージの資格を持つ友人・ナオミにも
ごめんねとキャンセル通知を出す
ここでも「感染するからヨーコはなるべく接触しないように」と言われるが
うちは1LDKでもう逃げ場所は無し
(感染したらその時までよ)と思うことにした
私が楽しみにして友人との予定を入れていた矢先の出来事であった
次の日の早朝アタフタと病人と猫の世話をしつつ
(自分の感染を怖がってるヒマはないぞ)とあちこち連絡しているとケーコから
「親しか看てやれんけんね ヨーコも感染したらちゃんと保険請求するんだよ(笑)」
と感染確定前提の私の背中を押すライン通知が
覚悟も決まり「おう!かかってこいやー」とどこかのプロレスラーのような気分になった私
ちなみにケーコもナオミも家族総出でコロナ感染しており家族看護経験者である
まずはコロナ相談ダイヤルへ電話を掛ける
一度ではつながらず何度もダイヤルしているとやっと応答があり
発熱外来をしているという病院をいくつか紹介してもらいすぐに電話を掛ける
するとどこの病院も朝なのに「本日の予約は終了しました 明日もう一度ご予約下さい」
という内容の話である
当日予約しか受け付けていないんだなと分かり
(ならば抗原検査キットを買いに行こう)と近所の薬局へ行く準備をしていると
私の後ろで「オロローン・・・オロローン」と悲しそうに泣く愛猫・うずまき
「うーちゃん大丈夫?ごめんねままはすぐ帰ってくるよ いい子でね」と頭をなでると
突然うずまきは「オエっ オエーっ」と吐きそうなポーズを取り出した
朝っぱらからコロナ騒動の我が家 飼い主のものすごい慌てっぷりに
繊細な動物は何かを察したよう・・・飼い主は大反省である
毛玉を吐くわけではなく 絨毯に思いのたけを吐いた愛猫・うずまき
絨毯の掃除を終えるとサンダルをつっかけ 薬局へ走る
汗だくである
薬局から帰ると早速抗原検査だ
↑ ↑ ↑
左がUの反応 薄く陽性反応が出ており 私は右側のキットで陰性であった
また病院へ発熱外来の予約を取るべく電話を掛ける
愛猫うずまきも私の側を離れずじっとやり取りを耳を澄まして聞いているので
飼い主の何事もないような落ち着き払った様子を見せなくてはならない
すると「今日14:45大丈夫ですよ 時間丁度にお越しください」とのこと
「うーちゃん!良かったね~!Uが病院に行けるってよ!」と言うと
「にゃ にゃ」と賢いうずまきは返事をして頭をこすりつけてくる
妹分の愛猫・愛夢はこんこんとよく眠っていた
はたして時間通りに発熱外来へUを連れて行くと完全予約の為 院内は割と人が少ない
「私は外で待ってますのでよろしくお願いします」とドクターに告げると
「すみません 他の患者さんも入ってくるので・・・暑いですけど」と
医療従事者の皆さまには感謝こそすれ すみませんなんて言われて逆に申し訳ない私
UはPCR検査を受け 熱と喉の痛みを和らげる薬を10錠もらって無事帰ってきた
ここから3日間 高熱と喉の痛みに耐える日が続く
次の日には熱が40度を超える時間が何度かあった
Uが高熱のため寒い寒いと布団をかぶっているので
エアコンは消し 窓を全開 扇風機を回しっぱなしにしていた
猫たちは暑かったかもしれないが ここは病人ファーストでいかなければならない
記録を取るべく 日時・体温・薬の服用回数・食事内容を全て書き出す
データによると2日目・3日目が一番きつかったようだ
こんな状態なら高齢者や小さい子には相当な負担が掛かるはずだと思った
喉が痛いため食欲もわかず ブドウを数粒食べるのがやっと
熱が40度を行ったり来たりするとそのたびに鎮痛剤を飲みたがるので
時間配分するのに往生した 脱水症状が怖いのでアクエリアスを出すと
「・・・アクエリじゃなくてポカリスエットがいい・・・」とか言う
また 経口補水液のリンゴ味を出すと
「不味い・・・どうせなら味が付いてないのがいい」と絞り出すように文句を言う
この子の場合 味覚は分かるんだなと思った
食欲が無くてもなんとか食べさせなければとこちらも必死だ
喉が痛いため 飲み込むのに負担が掛からない食事をさせなければならない
素麺を細かくカットし 鶏ガラスープで卵とネギとショウガ・大根で柔らかく煮る
「熱いのは食べれん 冷たいのが良い」と言うので冷ましてやる
意外と食べられたので美味しく喉を通過したようだ
それから解熱剤で熱が下がっているときを見はかり
アイス・ざるそば・素麺・柔らかめのおにぎりなど徐々に与えていく
3日目にはカレー(中辛レトルト)・サラダも食べた
4日目はハンバーグ・にゅう麺スープ・サラダなど
漬けにしたもも肉か豚肉を焼くが食べれる?と聞くと「もも肉が良い」という
だんだん牛丼・たらこスパゲティなど若者らしく食欲も出て来て
たらこスパゲティに関しては
「なんか足りん・・・バター入れてないんやない?」とか言うので
「バターは大匙一杯入れましたけど!」と返したら黙っていた
喉の痛みは続き病院に相談したけれど 市販薬に頼るしかなさそうだ
また薬局の薬剤師のところへサンダルをつっかけ駆け込む
「こういうお薬をもらって飲んでいるんですが 喉のお薬を下さい!」
若くて細~いひょろりとした女性薬剤師は一生懸命薬を探してくれた
「コレ飲み合わせは大丈夫ですよね?アレルギー起こしたりしませんねっ?」
私の大慌てっぷりを見た薬剤師さんの「大丈夫ですよ」という声が徐々に上ずっていく
おかげさまでそのお薬はUにはたいへんよく効いた
夕方遅く予約を取り 私はその日Uが検査を受けた病院へ向かった
無症状者のPCR検査を受けるためである
「時間きっかりで来院お願いします」と言われていたので早めに着いて外にいると
外出から戻ってきたドクターが「検査ですか?入っていいですよ」と仰って下さり
早速検査をして帰った
この日は一日中あちこち走り回り「疲れ果てた」というのが正直な気持ち
疲労困憊であった
次の日PCR検査の結果が病院からラインで来た
Uは陽性で保健所からの連絡を待つことになり
私は前日と変わらず陰性だった
「Uちゃん あんた今日の福岡の感染者数の一員になったね」と言うと
「うん」と余裕で返事ができるまでになっていた
友人からは毎日「具合どう?大丈夫?」とラインが入る
ありがたいことに私は大丈夫
喉が詰まったような違和感がありこそすれ 発熱無し元気バリバリで看病をしていた
友人たちは「私も最初は喉の違和感からやったよ」と不吉なことを言う
実はコロナ看病の日々
私は室内でマスクはせず アルコール消毒も体温計にするくらいであった
なので(そろそろ私も感染しているのでは)と思い 震えながら抗原検査を実施した
・・・陰性である
コロナ看病から6日目の出来事であった
友人たちからは「すごいね」「奇跡だね」「コロナに勝ったね!」と褒められた
おかげさまでUも元気になり母のもとから旅立つ準備を進めている日々である
そして相変わらず私は今日も元気に過ごしている
yoko.n
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