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というわけであれよあれよという間に10月も中旬に入ろうとしている
今年を振り返る前に先週と今週を振り返ってみようと思う
10月某日月曜
昔大好きだったさんまと大竹しのぶのドラマ「男女7人」の秋バージョンの方が始まった
真夜中の再放送なので録画をしておいて見たい番組がない時に見るのが楽しみ
でも個人的には「男女７人夏物語」の方が好き 明るくて心から笑えたから
「秋物語」のほうはどうも内容が重苦しいような気がする
私の父がその昔「夏物語」のさんまと大竹しのぶの掛け合いを見て
「・・・こりゃ喜劇ね？」と不思議そうに言っていたのを思い出す
10月某日金曜
テレビで「石田さんチ」のスペシャルを放送していたので見る
次女のメイコちゃんが大事にしている愛猫のノコちゃんが虹の橋を渡った話
元・ノラ猫のノコちゃんは21歳で人間の年齢にしたら100歳くらいの老ネコだそう
天寿を全うしたとはいえ 人んちのペットでも別れは悲しいもんだなと思う
淡々とノコちゃんをお見送りする石田さんチの家族を見ながら
気付いたら私は嗚咽していた
飼い主家族がノコちゃんを泣くでもなく冷静に荼毘に付している姿を見て
余計に悲しみと寂しさが伝わってくる気がした
私がうちの愛猫を失ったとき メイコちゃんのように静かに見送ることができるのか
その自信はないけれどその日が来るまで
私はきっと最高の愛情をもってこの子たちを守ることはできるだろう
愛猫が私のカーディガンをガシガシにしても 毛だらけにしても私は怒らない
「うーちゃんはママの宝物だよ」というと「ニャー」とお返事をする愛猫うずまき
でも猫たちが寝静まった夜中に走り回ると
つい「こらっ！」と怒ってしまうのは仕方ないと思うことにする
10月某日月曜
しゃべくりセブンを見ていたら工藤静香とキムタクの次女KOKIが出ていた
次女KOKIの話は全く面白くはなかったがKOKIの希望で
動物の心が読めるハイジという人が出たのは興味深かった
KOKIの愛犬ルンちゃんは KOKIがトランクをもって長期間家を留守にするときは
（寂しい・・・出発するときはどこに行っていつ帰ってくるのか言って家を出てほしい）
と犬ながらに思っているそうだ
うちの愛猫あむちゃんは私が出勤しようとする朝
私が玄関を出ようとすると「行かせるもんか」とばかりにターっと追いかけてくる
そして
（抱っこ 抱っこ）というように鳴く しばらく抱っこして降ろそうとすると
しがみついてくる健気さがたまらない そこで私は言う
「あむちゃん行ってきますよ ママはちゃんと帰ってくるからいい子でね」と
でもあまり納得はしてなさそう・・・
うちの愛猫の気持ちもハイジに見てもらったら面白そう
でも私にはうちの子の気持ちはちゃんとわかっているから大丈夫かな
10月某日 火曜
何週間か前 社用車を駐車場の壁にこすって 車は無残にガリガリになった
ボコボコのビリビリ・・・という感じ その傷跡を見て涙が出たくらいだ
高い修理代はボスが出してくれることになり申し訳ない気持ちでいっぱいに
1年前に自転車事故に遭いまた一年後にこんなに車がジャリジャリになるとは・・・
私の不注意により痛ましい姿になった社用車をみて
私の社用車に対する感謝の気持ちが足りなかったのだと思った次第です
労働刑を受けたつもりで
会社の駐車場のボウボウになった大量の草を部長と一緒に黙々と刈っていく
小さなカマを持ち頑丈に土深く育った草の根をエイヤ！と刈っていく
部長は「ああ膝が痛い」と言い 私は「腰が痛い」と言いながら・・・部長に
「こんな原始的な方法じゃなくてもっと楽に草刈りできる道具はないですかね？」
そうこの口が言った後 （・・・あ！私は労働刑だった）と思い直したもんだ
yoko.n
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